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2007-10-27-Sat-11:19

為替物語(07.10.22週の出来事)

おはようございます。
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G7明けの東京市場。失望からドル売りが加速へ。かなり窓が開いた。

22日(月曜日)。真っ青な空!気持ちのいい天気・吹き渡る風・・。
予想通りの展開。各通貨は窓があいた・。
ストーンと・・・・、それも薄いマーケットのシドニー市場で・・・。
週末のG7の内容が洩れる。いろいろなアナリストの口を通して語られる・・。新鮮味・打つ手なし・形骸化と・、やや言いたい放題の言葉が並ぶ気がするが・・。
予想されていた分、シメシメか・・。先週末のNYダウは今年3番目の下落。すくなからずブラック・マンデーと因果関係はあるのだろうか・・?
日経平均株価は一時500近い下げ幅をみせ、ドルは11326銭、ユーロドルは史上最高値更新し1.4350ドル。が、ジワジワとドルの買い戻しが入り、水入り・・。模様眺めへ・・。
アジア圏では、インド株を除いて軒並み急落、香港株はここ7年で最大の下落!
いよいよ欧州勢の登場。大人しい、静かなスタートだ・・。騒がないぞ!!!
しかし欧州株の雲行き怪しい・。
ドルはやや値を下げ、11380銭近辺、豪ドルは10070-80銭近辺、ユーロは16230-40銭近辺。 ドルの買い戻しが少し見られる。ユーロドルがアジア時間の勢いを維持できず、1.43ドルを割り込む。そして、G7にかけて積みあがっていたポジションの解消が始まった!
キャー、何が!!
どうしたの?
短期筋の売りやキャリー取引の解消が加速。しかいドル円は蚊帳の外。
主要通貨でドル買いもどしが強烈!!!!
ユーロドルは、1.4150ドルを割り、一時1.4138ドル!ポンドドルは2.0291ドル。クロス円は軒並みストレートの急落に足を取られ、急落!!
でた!今度はフランクフルト株式市場で、コメルツ銀行のCEOがサブプライム関連投資による損失が予想を上回るとのコメント。そして同行株の急落へ!!
こんなニュースが背後にあったとは・・・・。
世界的な株安からリスク回避!
中国株は14ヶ月ぶり最長の下げのCSI300指数。3・・。香港株も急落。
ニューヨーク市場に移ってからは、今までの流れに別れを告げ、ドル買い戻しへ。ユーロはここまでのニュースを受け撃沈・・・。あとは米企業アップルの好決算を受け、始まりこそ覚束ない中、後半に上昇!
ひとまず、フー・フー!!!

23日(火曜日)。朝方、雲多くどんより・、風は冷たく・・・。
前夜のニューヨーク株式市場は、引けにかけ上昇。こうなるといつもながらの円安ムードへ・。しかしながら値動きはまるでジェットコースターのようだ・・・。しっかり摑まっていないと振り落とされちゃいますよ・・。
日本株の上昇は限度あり、残念ながら・・。しかしお隣の国々は、凄い上昇幅!!やはり気になる新興市場の株価の動向。懸念は払拭されたのか、なんとインド株指数のセンセックス指数が、過去16ヶ月で最大の上げ幅へ・。こうなる欧州株・米先物株価指数へ伝播、買い気配へ。
午後7時すぎ、見慣れないフランス財務相の人民元に関する発言が伝わった。不愉快と・・・。
しかしながら、株価が上昇気流にのりだすと、再開しだした。
いやぁ、激しい・。円安へ急伸!!!
なかでも、こんな値動きをするのか、カナダ!対円で、約2円の値幅・・。
ひぇ~~。対ドルでは33年ぶりの高値とは・・・。
ポンドも英中銀関係者の後押しがもあり急伸!対円で約2円50銭の値動きとは・・・。
そして、のんびりしていたドル円が115円をワンタッチ。
午後11時、こんな経済指標でも反応するようだ・・。リッチモンド連銀指数の結果が悪く、急速に冷え込む。早すぎる動きに目がショボショボ!!
NY市場も後半に入るとお腹一杯。
株価はハイテク主導で上昇!よかったね・。

24日(水曜日)、寒い朝・・。冷え込む、冬はすぐそこか・・?
リスクに向け積極的な姿勢が戻ってきたのか、ドル売り・円売りへ・。円安・ユーロ高、ポンド高になりだしたようだ・。そんな中、昨日やや乗り遅れ気味だったオセアニア通貨!ここ2日間重要な指標がある・。
まずは、豪州の消費者物価の発表。予想より弱い・・。豪ドルを売りなるかと思われたが、CPIトリム、加重中央値なるものが一緒に発表。予想より強い。 11月7日(水)の政策金利発表に期待増・。豪ドルは対円で、103.20付近から103.80近辺へ、対米ドルでも0.8990前後から0. 9045近辺へ、対NZドルは1.1875近辺から1.1910前後付けさらに上昇へ・。
しかしながら、すんなりと円安に動かない。 そう簡単にいかないのが世の常なのかもしれない・・。噂やきな臭いニュースに右往左往・・・。あぁぁ・・・、溜め息ばかりなり・。
今度は、米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が新たに格下げ報道に肝を冷やされ、資金の回収へ。円高へ・。そこへ、今夜のメリルリンチの決算について、追加損失の報道。やれやれダブル・パンチとなった。
欧州時間に入ってからもパッとせず、行ったり来たり・・・。
どうしましょうか、思案中・・。
日本時間午後8時。この時間に動くのが大好き。でも関心事は、米証券会社の決算の行方の方。発表!事前予想よりも悪化・。いさぎよいと思う。
欧州株の反応は限定的なようだった。
注目のダウ。弱い。
追い討ちをかける米中古住宅販売件数の結果、統計開始以来の低水準に落ち込み、ダウが急落へ!帰宅後、自宅でテレビをつけた。おぉ!!▼160ドル下落、ド ル円113円95-00銭近辺。鈍い・・。一時200ドルの下げ幅を拡大した。が、FRBが緊急の公定歩合引下げを実施するとか!?意味不明のニュース に、ダウが急伸!
なんだったのか?
首をひねりたくなる・・。もう---!!
疲れたころニュージーランドの政策金利の発表。8.25%据え置き・。でもNZ中銀総裁の発言はタカ派・。何がそこまでさせるのか・?わからん・。
何もしないぞ・。
トルコ・イラクの件も飛び出すが、原油買いにはすぐに結びつかず、のらりくらり・・・。
それよりもIEAの週間在庫の減少の方が、インパクトがあった。4営業日ぶりに大幅反発で、87.10ドルで引けた。
追伸:
帰宅時、お月様が西の空へ。月齢が満月に近いようだ・・。明るすぎて他の星の光を遮ってしまう・・。明日も晴れるのかなぁ・・。

25日(木曜日)、世間は給料日かなぁ・・。今年の冬のボーナスは、久々にいいようだが・、どうも、回ってこないと思うのは私だけ・・・。
前夜のニューヨーク株価の動きはどうなっているのだろうか?株価の値動きがあんな風になるのだろうか、不思議だ・。
FF先物の米国の金利動向は、4.25%まで利下げを年明け早々予想しているようだ・。今日もいろいろ賑わっているが、どれもこれも憶測の域をでてない。
トホホ、疲れる・・。
英中銀が年2回発表している金融安定報告。そこで、「金融市場の問題はまだ終わっておらず、先進国の株式・商業用不動産・クレジットの各市場は今後一段と 打撃を受ける可能性がある」と報告。英ポンド売りに傾く・。一方、中国の力強い経済成長率。来年のオリンピックを控え着々と準備が進む。そういうこともあり、過熱感が続くとどうしても金利引き締めの噂がにょきにょき頭をもたげる・。でも、サプライズでないとこの国の場合、意味がないようだ・。
午後に入ってもちんたらとして相場が続いた・。ようやく欧州登場を機に円売り・ドル売りに動き出した・。理由はアジア株の上昇に欧州株もつれ高に推移し始めたようだ。上昇気流へ・。ドル円は114円50銭を乗越えてきたがここからが重い・。
嵐がやってきた。米耐久財受注の発表がそれだ・。先にチャートが下がり始めた・。
おかしい?洩れているのか?
結果、悪化!もう、遅い・・。
追いかけても114円00銭が目前。ダウが始まる。はっきりしない動き。
やきもきする・。そして発表された米9月新築住宅販売件数が前月比で予想外の好結果を受け、束の間のNYダウの反発。今日もでた・。米大手保険会社のサブプライム絡みの評価損の噂などを材料にNYダウが100ドルを越える下落となると、ドル円は一時113円78銭をつけた。あいも変らずサブマリンのような噂に右往左往!!勘弁して・。
後半に入り噂も否定されたことで米株式市場が反発、クロス円が反発しだすとドル円も114円前半まで値を戻した。
ふぅ~~~~・。

26日(金曜日)。朝から雨模様・・。ひと動きすると汗ばむ・・・・。
各国の株価にいいように振り回され、首がいよいよ回らなくなってきた・・。朝、日本のCPIの発表。期待を裏切らない結果となった。悪い意味でだが・。
円売り(円安)に進みだした。そうした中、昨夜の原油の高値更新を受け、資源国通貨・金利高の通貨に買い注文が殺到しだした。豪ドル円は103円半ばから104円半ばへ、NZドル円は86円後半から87円半ばへ、カナダドル円は118円から119円へとそれぞれ上昇。
今日もでた。豪ドルは対米ドルで23年ぶり高値を更新。
日経平均株価が前日比プラス200円高となり、嵐はやみかけてきたか・?
ようやく週末モードへ・。
欧州参入時間に入り、動きだした。原油が一時92ドルの高値をつけ、ユーログループのユンケル議長がユーロ安よりユーロ高の方が好ましいと発言。ユーロが突っ走った。最高値更新、1.4375ドル・・。満足か、利益確定の売りも入り、小幅下落となった・。
それからは、揉み合いが続く・・。
中国株もなんだかん言われてもプラス圏内で推移。香港ハンセン指数も大幅な上げ。
インド株も凄い上昇!
欧州株も始まった。昨日に続き続伸中!堅調に推移・。
午後9時すぎ、米住宅ローン会社カントリーワイド社の決算が発表された・。業績見通しを好感。米国債の利回りは上昇し、同社の株価は時間外で前日比21%急伸!!
予想外の展開か・・。でも、どれも高値圏、ビビッてしまう・・・。
ドル円はいまひとつはっきりしない展開。ユーロはこの日引けにかけてさらに上昇し、1.4394ドルの史上最高値。
株価も堅調に推移し、来週のFOMCに向け仕込み完了・。0.25ポイントの引き下げは、ほぼ織り込み済み。さら0.50ポイントと大胆に引き下げをするか、そう予想するアナリストの見解もあるようだが・・。
日本時間、11/1未明午前3時15分に結果がわかる・・。
堅調な欧州株だが、来週欧州企業の決算が待っている。波乱要因になる可能性がある・・。
来週の月曜日、朝一番にニュージーランドの貿易収支・。
念のため。ご用心を・・。
今週もありがとうございました。
よい週末を!!
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