2017-07-15-Sat-07:54

転換期

今週注目のイベントが終了し、金融市場はそれぞれ市場参加者が描いた通りに推移したのだろうか。


 イエレンFRB議長は、6月14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見では、「インフレ率の鈍化は特殊要因による一過性のノイズだ」と発言。市場が期待した月12-13日の議会証言では、インフレ率鈍化への警戒感を示した。しかし、FRBは市場データに基づいて慎重に判断。言葉の綾に惑わされたか。


そんな中、14日発表された米6月消費者物価指数(CPI)は前月比横ばい、コア指数は0.1%上昇にとどまった。また、小売売上高は0.2%減と、いずれの指標も市場予想を下回り、年内の追加利上げ観測が後退。

一転してドル売りに拍車がかかった。ドル円は113円台後半から112円台前半へ下落する中、ユーロドルは1.13ドル台後半から1.14ドル台前半へと上昇。

 カナダ中銀は今週利上げへ。主要国の金融政策が緩和策から引き締めに転じつつある中、日本だけが取り残されていきそうだ。リーマンショック以降導入された金融政策の転換期に入り、今までのようにいかなくなるのかもしれない。

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