2015-03-12-Thu-19:34

慎重

  12日欧州市場中盤、ややドル売り・スイスフラン売りが優勢となっている。ドルは主要通貨に対して、この日の安値を更新した。背景は、米長期金利が低下していることが上げられる。

  さて、ドル高基調に対して、米国企業からクレームが聞かれ出した。しかし、来週17-18日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)で「忍耐強く」という文言が削除され、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが開始されるとの見方が台頭している。市場参加者の思惑と別の問題。リーマン・ショック以降、世界各国がこぞって実施した金融緩和は時を経て、市場の感覚を麻痺させてしまったようだ。
明日は金曜日。ジブリ作品の放映が予定されている。


もう一つの火種は、ギリシャの財政問題。ギリシャ政府は、13日に約20億ユーロの融資返済期限が迫っている。リスクとして、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性、あるいは、ロシアや中国が地中海進出の橋頭堡としてピレウス港を提供する代償として、ギリシャに対して金融支援を行うこと、などが考えられる。ますますユーロ圏からの離脱の可能性もでてきたのではないか。

 このあとのニューヨーク市場では、米2月小売売上高の発表が予定されている。予想では、前月比プラス0.3%(前回1月マイナス0.8%)と改善するとの見方が有力。悪天候要因によるネガティブ・サプライズも用心しておきたい。

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