2010-06-27-Sun-09:31

G20の反応は???

26日カナダのムスコカで開かれた主要8カ国首脳会議(G8)で、韓国の哨戒艦沈没事件について北朝鮮を非難する首脳宣言を発表した。宣言で「韓国の哨戒艦沈没を引き起こした3月26日の攻撃を遺憾に思う」とし、「合同調査団は、北朝鮮に沈没の責任があるとの結論出した。われわれはこの文脈で、沈没につながった攻撃を非難する」等の見方を明らかにした。この結果、今後朝鮮半島情勢をめぐって、一段と緊張が高まるのか注意したい。

一方、トロントで開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議の声明草案が、関係筋によって明らかになった。内容は「20は2013年までに財政赤字を半減すること」、「政府債務の対国内総生産(GDP)比率を2016年までに安定させるか削減すること」等で合意した。声明草案は「既存の景気刺激策を実行する必要があるが、最近の出来事は持続的な財政の重要性を強く示した」、「財政の持続可能性を実現するため、すべての国が、各国の状況に応じて調整した、信頼できる、適切な段階を踏んだ、成長に配慮した計画をまとめる必要がある」等の認識が示された。
景気刺激を優勢させたい米国と財政再建を優勢させたい欧州双方に配慮した内容になったのではないかと声が聞かれた。

国際通貨基金(IMF)が4月に発表した世界経済見通しは2009年に0.6%減だった世界経済の成長率は、2010年に4.2%増に大幅増加するだろうとの見方だった。ところが5月、ギリシャの財政危機が欧州金融機関に信用不安のショックをもたらすと、世界経済は回復継続か二番底へ落ちるかの岐路に立った。米国の5月の小売り、失業保険関係の指標はそれぞれ予想より大幅に悪化した。住宅関係も大幅に落ち込んだ。世界的な景気回復には力不足であり、主要国の景気刺激が依然として必要との声も多い。採択される声明内容によっては、週明けマーケットは一時値動きが荒くなる可能性もあるので、くれぐれもリスク管理に気をつけて下さい。
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