2010-04-28-Wed-09:33

投機が投機を呼ぶ

27日、格付け会社S&Pは、ギリシャとポルトガルの格下げを発表した。ユーロ圏諸国の信用不安が高まり、欧米の株価は軒並み下落し、大幅安で引けた。リスク回避が強まり、円買い・ドル買いが活発化した。そうした中、ユーロは対ドルで1年ぶりの安値をつけた。

さて、格付け機関の発表に毎回、金融市場は信用リスクにさらされてきた。今回は、金融システムのリスクよりたちが悪い。それは、ユーロ圏全体にソブリン債危機が広がる可能性があることだろう。


市場は弱いもの見つけると容赦なく、いじめる。今、最大の危機は債務を抱える周辺国すべてに対して市場が投機的な見方を抱くこと。そうなるとユーロ圏は危険がいっぱいだ。市場が納得するシグナルが遅くなればなるほど、投機のリスクにさらされることになると思う。
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