2009-02-06-Fri-09:41

荒れた

おはようございます。
 いやぁ、凄い相場展開でした。NY市場序盤、米株式相場は下落。欧州株も軟調地合い。ユーロ売り/ポンド買いの動きが散見された。一方では注目の英国、ユーロ圏、南アフリカ等の政策金利が相次いで発表され、米雇用指標と重なった。各国の政策金利は市場予想通りの結果となりました。それよりも各国中銀の声明や、各総裁の発言に集まったようです。英中銀は過去最低水準の1.00%としながらも、声明で、「金融政策の伝達メカニズムが損なわれたとはいえ、過去の利下げはいずれ多大な影響を与える。最近の財政政策、ポンド安、これまでの商品価格の下落が相まって、今後大きな景気刺激効果をもたらす」と判断。効果が出るのを待つのではないかとの見方から、追加利下げ観測が後退。ポンドが対主要通貨で買戻されました。

 南アフリカ準備銀行が政策金利を発表。予想通り現行11.50%から1.00%追加引き下げの10.50%にすることを決定。南アフリカ準備銀行総裁は、最近の経済状況から次回以降利下げに含みを持たせるような発言もあり、今後の指標に注目が集まりそうです。

 トリシェECB総裁は、「最新のデータはユーロ圏経済の悪化を確認」「2%は最低のレベルではない」「全会一致は見解の一致ではない、深く話し合った」「3月の追加利下げ含みを持たせる」等の発言。理事会で意見が分かれた部分もあったようで、一枚板でないことを露呈したのではないでしょうか。3 月の理事会までECB関係者の発言に振り回されそうな予感がします。マーケットでは、一時ユーロが対主要通貨で売りを浴びました。

 米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数(1/31日終了週)は62.6万件と、1982年1月30日終了週以来の高水準となった。また、1 /24日終了週の受給総数も478.8万人に増加し過去最高を更新した。しかし、市場は既に織り込み済か、反応は限定的だった。そして、ドラマが始まった。米国株は下落。しかしながら、日本時間午前零時半ごろ、米国株は依然として軟調。その後、下げ渋りから下げ幅を縮小。NYダウを始め他の株式相場も前日比プラス域へ急反発。円全面安の展開へ。ドル/円は89円台後半から1月8日以来の高値92円26銭、ユーロ/円も115円台前半から1月29日以来の118円 90銭、ポンド/円も130円台前半から1月19日以来の高値135円61銭、NZドル/円も45円台後半から1月28日以来の高値48円00銭へとそれぞれ急騰。その後、小幅反落し、ドル円は91円台半ば、ユーロ円は117円台半ば、ポンド円は134円台前半で推移。 

 さて、ここまで円全面安の展開を見ると、6日金曜日の相場の行方が掴めづらいと思います。そんな中、注目の1月米雇用統計の発表予定。市場予想では、失業率が16年ぶり高水準の7.5%になるのではないかとの見方が大勢を占めているようです。前回は7.2%。また、非農業部門雇用者数は54万人減少と見込まれており、予想通りなら13ヵ月連続の雇用減少になります。4日に発表されたADP雇用統計が予想と前回を上回ったこともあり、目先の判断材料になっている可能性もあり、どこまで織り込んでいるのかによると思われます。しかしながら、5日のNY市場で円売りを目の当たりにすると正直動き難いのかと思ってしまいます。

 今回のこの動きは何だったのか、市場の不安を後退させるような理由があったのか、それともテクニカルな仕掛けなのか、真相はわかりません。

 相場は本当に生きているかのような動きを時としてします。ですから、常に事前に準備をしておく習慣をつけておくようにすることが良いのではないでしょうか。
では、この辺で。

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