2008-10-18-Sat-00:46

明日が見えない

さて、今週は市場参加者の多くが注目したG7明けの週でした。G7会合でしっかりとした政策や強いメッセージを市場に発することができるかどうかに焦点が集まったと思います。米国を中心に欧州圏やオセアニア、新興国までが公的資金の注入や自国の預金全額保護などの金融安定化支援策を相次いで発表しました。市場参加者の間では、金融市場の危機がいくから和らぐのではないかとの期待感が一時先行し、世界的に株高となりました。しかしながら、今回の金融危機の米国実体経済に目を向ければ、不安材料が多く過度な楽観論はむしろ危険ではないかと思う市場参加者も少なからずいたようで、連日世界的に株価は乱高下、為替相場もつれて乱高下しました。一方、今週発表された米経済指標の結果が米経済の根深さを物語っていると思います。15日発表された9月の米小売売上高の結果は前月比▼1.2%と事前予想▼0.7%を下回り、2005年8月以来の大幅な落ち込みとなりました。また同日発表された10月のニューヨーク州製造業業況指数の結果は、▼24.62と2001年7月の指数導入以来、最も低い水準。16日発表された9月の鉱工業生産指数の結果も前月比▼2.8%と、 1974年以来の大幅な落ち込みとなり、世界各国による金融市場安定化に向けた協調策にも関わらず、金融混乱で消費者の信頼感が揺らいでいるようです。なかなか明日が見えてこない・・・
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