5月を振り返って

今月を振り返って見ると、4月末のFOMC議事録を受け、逃避的なドル買いの動きが影を潜めたように思います。

以下、主な出来事を遠い記憶を辿りながら書き出して見ました。

 米系金融機関19行に対して行われたストレステスト(健全性審査)が、大方の市場予想通りの内容から混乱なく無事に終わったこと。

 ECBが政策金利の引き下げを決定し、新たに金融機関への資金の貸付期間を1年に延長、民間金融機関が発行する債券の一部も購入等の計画を発表したこと。

 8日に発表された米失業率が、2009年4月時点で8.9%と1983年9月(9.2%)以来、25年7ヵ月ぶりの水準に悪化。2007年末のリセッション入りから米国で失われた非農業部門の就業者数の減少幅は、2009年4月まで570万人に達した。一方では、住宅市場に関する指標内容が、底打ちを示すものが増え、市場では最悪期を脱し底打ちが近いのではないかとの見方が市場に広まりだしたこと。

 米国債の市場では債券利回り上昇(価格低下)、金相場上昇。そんな中、18日週、米系格付け会社が英国の格付け見通しを「安定化」かた「ネガティブ」に引き下げと発表。米国も大量の国債増発で長期的な財政見通しへの懸念が浮上。市場は、米国の財政赤字が膨らみつつある中、米国の格付けも引き下げられるのではないかとの見方が広まったこと。

 朝鮮半島における地政学的リスクの台頭。

 米自動車会社の再建計画案が受け入れるのか、それとも破綻法申請することになるのか。

 基軸通貨として米ドルをめぐる思惑が交差しているようです。市場はその都度ドル売り・ドル買いの動きが週替わりで、日替わりで起きているのではないかと思います。

 2007年夏、サブプライムローン問題から始まった100年に一度と言われている金融危機。その影響を受け、世界各国は景気後退入りとなりました。それが期待感と言う定かでない観測をもとにリスク許容度を回復していくのか心もとないと感じます。

 現在の状況は、年初来各国が協力し打ち出してきた景気刺激策の効き目が徐々に功を奏しているのかも知れません。案外、期待感と言う言葉は、脆い魔法の言葉かも知れないと今は思います。

 今月もありがとうございました。来月第1週目に主要国の重要な経済指標の発表が予定されています。前月同様強めの指標内容となるのか、やはり単月だけの改善した内容だったのか、確かめる月になるのかも知れません。引き続き、米金利動向に市場の軸足が移りだしているようです。くれぐれもポジション管理に気をつけて下さい。相場は、生き物。いつ、何時、動き出すか分かりませんから。


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市場のテーマは、常に同じ

米ビッグスリー救済法案が事実上廃案になったことを受け、ゼネラル・モーターズ(GM)の破産法申請の行方に話題が集中している。仮に同社が破たんなら市場関係者の間では、リセッション(景気後退)は一層深刻になり、労働市場に壊滅的な影響が及びかねないのではないかとの見方が広まっている。深刻な問題。
 米政府は12日、7000億ドルの米金融安定化法を活用して、自動車メーカーの支援を行う意向を表明。従来の姿勢を転換した。

 22日経営難の陥っている同社は財務省から新たに40億ドルの融資を受けたことを明らかにした。
証券取引委員会(SEC)に提出した文書によれば、財務省からの融資総額は194億ドル。同社は6月1日以降、76億ドルが必要との見通し。使途については明らかにしていない。

 まるで底が見えない沼のようだ。

 一方では、米系金融機関のストレステスト(健全性審査)も、市場の大方の予想通りに無事に済んだ。その後相次いで公的資金の返済を申告する金融機関が出てきた。ガイトナー米財務長官は、「公的資金の返済を希望する銀行について、必要な水準を大きく上回る資本を有し、民間から大規模な資本調達が可能でなければならない」と、また「これら銀行のうち数行について返済時期が早すぎる可能性があると懸念している」と発言。(ブルームバーグより)

 先週までのドル安基調が続くのか、それともリスク回避からドル高へ一時的に戻るのか、日々の値動きの中に織り込まれていくのかも知れません。

 今日は、こちらは雨。気持ちを静めて、今後の流れを考えて見たいと思っています

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急落!ポンド

格付け機関S&Pが「英国の格付け見通しを安定的からネガティブに変更」したことが嫌気された。対円では149円台半ばから147円台半ば、対どるでも1.58ドル台前半から1.56ドル台前半へとそれぞれ急落。この動きを受けて、他の通貨にも波及。


さて、今夜も米国株が8500ドル台の攻防か。米系金融機関の増資を発表後、市場はなかなか消化できないでいるようです。ガイトナー財務長官も金融システムは安定しつつあるとの見解を表明しており、金融機関の増資が順調に進むかどうかが鍵になるのかも知れません。

日本時間午後9時30分に米失業保険申請件数、午後11時に5月のフィラデルフィア連銀指数、4月の景気先行指標総合指数、ガイトナー財務長官の議会証言等の発表が予定されています。

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追ってはいけない。

日本時間午前8時50分に発表された日本の第1四半期GDPは前期比年率マイナス15.2%と過去最大の減少率。市場予想はマイナス16.1%、前回もマイナス12.1%からマイナス14.4%と下方修正。発表直後、一時円買いが強まった。その後、小幅反発するものの円買い圧力は強い模様。一方、小幅高で始まった日経平均株は緩やかに上昇。

 内閣府によれば、1-3月期実質GDP、1-3月期設備投資ともに過去最大の減少率。1-3月期民間消費は1997年4-6月期以来の減少幅、2008年度実質GDPは過去最大の減少率。しかし、欧州市場に入ると違う景色になるかも知れない

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米住宅市場、底入れ間近か?

こんばんは。
昨日に続き米住宅関係の会社米ホーム・デポの2-4月期の決算発表があった。内容は、1株利益が0.3ドルと市場予想(0.29ドル)を上回った。NYダウ先物株価指数は上げ幅を拡大へ。
こうなることの後、日本時間午後9時30分の4月の米住宅着工件数に注目が集まるだろう。

 ユーロ圏のZEW景況感指数が市場予想を上回る強い内容となった。一方、英国の消費者物価指数や小売物価指数は市場予想を下回った。それぞれ、発表直後、市場の反応はそれぞれ素直な反応。

さて、今夜?米指標の結果とNYダウが8500ドル台を維持し、さらに年初来高値を更新するかどうか期待が高まったているかも知れません。リスク選好への追い風となるのか注目したいところでしょうか・・



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どうして、日本が先か???

米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは、日本政府の自国通貨建て債務(日本国債=JGB)をAa3からAa2に引き上げる一方で、外貨建て債務格付けをAaaからAa2に引き下げ、結果両債務をAa2にした。発表直後、市場は円買いに振れるものの限定的だった。

米誌バロンズが17日付けの電子版で掲載した記事が、市場で話題になっていると言う。 以下内容ですが、「FRBによる米国債買い入れは、当面、米国債利回りの上昇を阻むかもしれないが、買い入れ措置はいずれ終了するもので、そうなれば市場は重要な支援材料を失うことになる」だろうと。米系証券会社のエコノミストの意見としている。

先週、FRBは買い切りのオペ数回実施。米国債の金利上昇を抑えるためだろう。しかし、過度な実施をすれば、需給バランスが崩れる可能性も否定できないだろう。正しい金利水準に戻るには、まだまだ時間、金融市場の正常化が望まれるだろう。


さて、日本国債のニュースを欧米市場ではどのように判断するのか注目したい。また、目立った指標がない中、引き続き米株式市場の動向や、新型インフルエンザの拡大を受け、WHOの判断も気になるところだろうか。

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ついに!!

日本時間午後3時に発表されたドイツ第1四半期GDP-速報値は、マイナス3.8%、第1四半期GDP-前年比/速報値は、マイナス6.9%とそれぞれ市場予想(マイナス3.0%)(マイナス6.0%)と下回った。日本時間午後6時に発表されたユーロ圏第1四半期GDP-速報値は、マイナス2.5%、第1四半期GDP-前年比/速報値は-4.6%とそれぞれ市場予想(マイナス2.0%)(マイナス4.1%)と下回った。

ユーロ圏の心臓部とも言われているドイツ、フランスの第1四半期GDPはそれぞれ予想以上に低下を受け、欧州市場早朝ユーロが対主要通貨で売りを浴びた。そして、ユーロ圏の第1四半期GDPは低下も加わった。一段と上値の重い展開へ。

ユーロドルは1.36ドル台半ばから135ドル台半ば、ユーロ円も130円台後半から128円台後半へとそれぞれ下げ幅を拡大。この動きは他の通貨へと波及。ドル円は95円台後半から3月20日以来の94円台後半、ポンド円も145円台後半から144円台前半へとそれぞれ下落。

このあと、注目されている米指標発表があるだけに、結果如何によっては乱高下になる可能性も高いのではないでしょうか。特に、ドル円は95円を意識した動きが燻りつづけているようですから。


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され、どうしようか??

様変わりのマーケットに困惑気味と言ったところうでしょうか。
昨日の4月の米小売売上高の弱い指標内容や、米国債格付け引き下げされるのではないかとの報道などを背景に、市場心理は急速に冷え込んでしまったようです。また、ユーロ圏も指標内容が弱く、ECB理事会メンバーが今後の金融政策について相次いで発言するものの見解の相違となり、この間トリシェECB総裁が発言を慎むように促したばかりだが、決して一枚岩となっていない印象を市場に発信したのではないかとの見方が広まったようです。ポンドも英中銀のインフレ報告を嫌気されたようです。

14日のアジア市場は全般に小動き。欧州市場序盤も様子見。

さて、注目と考えらるのは、日本時間午後9時30分にの4月の米生産者物価指数(市場予想前月比+0.1%・前回-1.2%)、生産者物価指数ーコア(市場予想前月比+0.1%・前回±0.0%)、米新規失業保険申請件数(市場予想61.0万件・前回60.1万件)などの経済指標の発表が予定。
引き続き、米国株の動向次第でしょうか。

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欧州勢、仕掛ける

昨日とは、逆の展開。

欧州勢の参入を機に、ドル売り・円売りが加速。

アジア時間、値動きが乏しかっただけに、この動きは不意をつかれた形か?


ドル円は97円30銭付近から97円60銭付近、豪ドル円も73円後半から74円台半ばへとそれぞれ上昇。

ユーロドルも1.35ドル台後半から1.36ドル台半ば、対円も132円台半ばから133円台半ば、

ポンドドルも1.50ドル台後半から1.52ドル台前半へとそれぞれ上げ幅を拡大中。


株価を見ながらの展開のようだ・・

欧州株は下落スタート後、反発へ。NYダウ先物株価指数も前日比プラス域へ上昇。



買えば下がる、売れば上がる・・


まるで、心理戦だ。結局、レンジ相場なのかも知れない。



くれぐれも最終判断は、ご自身でお願いします

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世界の牽引役の中国次第。

おはようございます。
今週もよろしくお願いします。

 5月に入ってから、市場は発表された指標内容が改善していることやストレステスト(健全性審査)も想定内の結果となったことなどから、急速に景気底入れ観測が高まってきたようです。市場心理も一時期のような悲壮感も徐々に消えつつあるのかも知れません。その影響か、市場はリスク選好姿勢の動きが見えてきたようです。特に資源国通貨への投資意欲は目を見張るところです。

 さて、今週は日本時間の午前中に中国の経済指標の発表が予定されています。11日に生産者部物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)。12日には中国経済の成長を引っ張ってきた固定資産投資、4月の輸出高。13日に4月の小売売上高、4月の鉱工業生産、15日にマネーサプライM2の伸び率等です。

 世界の中で影響力を及ぼす中国の景気動向。指標内容が悪化するようなことがあれば、世界的な景気底入れ観測に冷や水を指す可能性もあり、一時的なドル買い・円買いの動きが強まる可能性も否定できないと考えています。指標内容が改善、強いものなれば、先週までの流れが継続されるのかも知れません。


では、迷う中に・・

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明暗の夜へ・・・

格差が生まれる。

いよいよ日本時間8日午前6時、ストレステスト(健全性審査)が正式に公表される。その前に、ガイトナー財務長官とバーナンキFRB議長が今回の審査について、記者会見。
ちまちま関係筋の談話とし伝わった米系金融機関の資産状況は、マーケットの噂通りに資本増強しないといけないところがあるようだ。

金融安定化法案から再度公的資金の注入の可能性が低くなった。国有化の可能性も低くなった。
       ↓
市場は、金融機関の体質悪化を懸念していたが、思ったほどではなかったとの見方が大勢を占めだしたようだ。多分、会計基準の変更が大きいのだろう。危うい部分を残しいてると思われる。だって、中身は何も変っていないから。綺麗にお化粧をしなおしただけだから。
      ↓
6日、アジア市場は噂の米系金融機関の資本増強の報道を機に、円買いへ。しかし、NY市場は悪材料出尽くし感の方が強いのか、ドル売りへ。
      ↓
そして、4月末から発表された米経済指標の内容は、単月ながら強い改善を示す内容が多かった。悲観論から楽観論へ。


そんなところでしょうか。最悪期を脱しつつあるのかも知れないが、いつ何時豹変するかわかないところが正直なところ・・・



さて、目先。午後8時のBOEの政策金利発表と午後8時45分のECB理事会。午後9時30分からのトリシェECB総裁の会見、米週間新規失業保険申請件数と継続需給者数等に注目か。


そして、米政府やFRBも公言して憚らない、失業率の増加。明日の4月の雇用統計に軸足が移っていくのだろう。



まだまだ前途多難と思うのだが・・・


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チャンスか?

苦境
昨日、FRB議長は議会証言で、慎重な姿勢を見せながらも年後半には米経済は上向く公算と市場に安心、希望ともとれる内容の発言。英訳で流れた。しかし、米株価は反発せず、NYダウに至っては年初来の高値を更新できなかった。市場は、知っているのだろう。

また、バーナンキFRB議長は、ストレステスト(健全性審査)は、適切に金融機関の健全性を現す最良のものにとも、発言。期待の高さと金融機関の透明性を高めるの十分な審査基準を満たすシステムとの印象を受けた。


そこへ。関係筋の談話として、ストレステストで資本追加をしないといけない金融機関の名前が洩れてきた。それもは既に話題の米系金融機関の一角で、まだまだでるのだろう。


目立った指標発表がない今夜、金融機関の査定をめぐり、円買い・ドル買いが強まるか注意したい。

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小出し。


7日に米19銀行の健全性審査の詳細について公表される予定。時間はNY東部時間午後、日本時間8日の明け方だろう。株価の影響を考えれば、終了後の可能性が高いのではないだろうか・?


しかし、各国の電信版や、新聞紙で上記の話題が報じられるたびに、市場を織り込んでいくのではないでしょうか。よほどのサプライズがない限り、レンジ内の相場になる可能性が高いように思います。だんだん、事の状況について麻痺していくように・・・

ネガティブな話題よりも明るい話題へ・・。


さて、今夜はどうなるだろうか?年初来の高値圏に反発してきたNYダウ、利益確定の動くがでてもおかしくないだろう。動きを見ながら、市場は判断していくのだろう。

そして、バーナンキFRB議長の議会証言に注意。先週のFOMC以降、各国金融関係者は、景気悪化ペースの鈍化を口にし始めた。今回、どのような発言をするのか楽しみだ・・

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変化

4月、懸念されていた米系金融機関の決算内容は、大方の市場予想を上回る好結果!
しかし、今回の1-3月期の決算に関して、会計制度の変更があり、金融機関によって昨年の12月の赤字を計上しなくてところもあり、資産内容もグレー部分の評価額が不透明な点あるとか。


依然として、7日NY東部時間の午後に発表予定のストレステストの公表によっては、一時波乱か???

 一方、日本は、日銀総裁が下振れリスクを強調、失業率、消費者物価指数、自動車販売台数等の指標内容は、落ち込み示し、景気回復の足取りが先進国の中で一番遅い印象を受けるの私だけでしょうか?
円売りが強まる可能性が高いうようです。ただ、上値は依然売りオーダーが多く簡単に抜けないと思いますが、クロス円を中心にした動きに注意が必要だろう・・

さて、イベントの多い週だけに、既に織り込んだ市場は、各指標内容をどのように判断していくのか、楽しみです。


 年初来の景気後退懸念は大分色あせてきたように感じています。米国株が、底堅く推移しだしていることは、年後半に期待が高まっている兆しかもしれません。


 流れが変り始めているのかも知れない・・



では。



くれぐれも最終判断は、ご自身でお願いします。

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